私は空也の最中が大好きです。
小ぶりな大きさ
ほどよい甘さのあんこ
焦がし皮
無駄なものが一切ない、あきのこない美味しさ。
最近はこういったシンプルなものに引かれます✨
空也は
夏目漱石をはじめ昭和の文豪に愛された、銀座老舗の和菓子店です。
文豪に愛されたって凄いパワーワードじゃないですか?
惹かれませんか?
芥川龍之介がこよなく愛したうさぎやの喜作最中
永井荷風が愛した向島の言問団子
伊丹十三のタンポポオムライス
など
美味しいのはもちろんだけど、そのパワーワードがあるだけで
その方たちが生きてた時代の空気、感性や想いまで感じることができるようで、美味しさが倍増するのです。
もしかしたら私も、自分を自由に表現できるようになるかもと期待して
空也の最中を美味しくいただきました。